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ペットのお迎え準備

はじめに

ペペットを家に迎える日は、ほかに用事のない“常にペットを見守っていられる日”を選んでください。
できれば家族全員でそろってお迎えできる日にするといいでしょう。
ペットが家に来る日が決まったら、ペットを迎える準備をしておきましょう。
ここでは子犬・子猫を迎えるための準備や必要な飼育道具について見ていきましょう。

掃除をしましょう

部屋の掃除をしておくことはもちろんですが、ペットが口に入れたりかじってしまうと危険なものなどは片付けておきましょう。

いたずらされて困るものを撤去

ゴミ箱の置き場所などもよく考えて。置き場所を変えたくないという場合は蓋付きのものにするなどして工夫しましょう。

画鋲やボタン、タバコ、薬剤、中毒性のある観葉植物を撤去

誤飲して困るもの、事故につながるものは必ず撤去しておきましょう。見落としがちなのが据え置き型の害虫駆除剤。目につきにくい家具の下など置いてある場合が多いので、部屋の隅々までくまなくチェックしてください。

電気コードやコンセントに注意!

電気コードによる感電などの事故には気を付けましょう。使っていない延長コードなどは片付けておきましょう。

掃除機をかけてきれいに!

ひと通り片付けが終わったら掃除機をかけるなどしてきれいにして、飼育環境作りに入りましょう。

飼育道具をそろえましょう

子犬・子猫のための飼育環境を整えましょう。少なくとも寝床となるハウスやベッド、トイレ、食器は必ず用意してください。様々なタイプのものが市販されていますので、子犬・子猫の種類や大きさにあわせて選ぶようにしましょう。

寝床(サークル/ケージ/ベッド)

集合住宅の場合は、まずはペットの飼育が許されている物件かどうかを確認しましょう。ペット飼育が可能な物件の場合でも、ペットに関する規約があるはずです。規約には飼育できるペットの種類や頭数、共有スペースでのルールなどが定義されています。規約の内容をよく理解しておきましょう。

  • 犬の場合
  • 猫の場合

犬の場合は、子犬のうちからサークルやケージなどを「ハウス」として教えてしつけておくと、留守番させるときにも、おとなしくハウスに入ってくれるはずです。
ハウスとして使えるものには、サークルや扉付きのケージ、ハードタイプのキャリーケージなどがあります。小型犬の場合は成犬になっても使えるような扉付きのケージを用意してもいいでしょう。実際に育ってみないと成犬になったときの大きさが分からない大型犬などは、子犬の間だけ使えるサークルを用意して、成長にあわせて買い換えるといいでしょう。

  • 木製フレーム

    ケージやサークルには様々な機能、色、素材のものがあります。木製フレームのケージはインテリアにもなじみます。

  • 天面柵・ネット

    天面にも柵やネットが付いていると落下物による怪我を防げます。

  • キャリーケージ

    ハードタイプのキャリーケージはクルマで移動する際にそのまま使えるというメリットも。

  • ベッド・毛布

    ハウスの中にはベッドや毛布などを入れておいてあげましょう。ふかふかとした寝心地のものを与えれば、自然とお気に入りの寝床になるはずです。

子猫が安心して眠れる寝床としてベッドや毛布などを用意してあげましょう。猫は比較的狭くて暗いところを好む傾向にありますので、お迎えに用意するのにはドーム型のベッドがおすすめです。後に猫の好みを見極めて選んであげるようにしましょう。猫は犬と違って「ハウス」のしつけは難しいのですが、万が一、ネコちゃんが病気になってしまったときに安心して休ませておける場所として、ケージが1台あると便利です。猫は警戒心が強い生き物なので、成猫になってからケージに入れようとしても嫌がることが多いはずです。もしケージを使って飼育したいのであれば、子猫のうちから慣れさせておいたほうがいいでしょう。

  • ベッドはドーム型やラウンド型など素材やデザインも様々。まずはひとつ用意しておきましょう。

  • 高さがあって中程にステップが取り付けられた猫専用のケージもあります。

トイレ

子犬でも子猫でも、家に来たその日から教えなくてはいけないのがトイレのしつけです。必ずお迎えの日までにトイレの場所を決めて、トイレを設置しておきましょう。

  • 犬の場合
  • 猫の場合

トイレトレーとオシッコを吸収するトイレシーツを用意しましょう。
トイレトレーは子犬でも乗りやすいフラットタイプのものがおすすめです。トイレトレーは、フレーム部分でシーツを挟んで固定して使います。機能的で掃除もしやすいのでサイズのあうトイレシーツとセットで使うといいでしょう。トイレの置き場所はあらかじめ決めておきしょう。トイレのしつけをしやすいケージの中やリビングの隅などに設置しておきます。子犬が来てからトイレの位置を変えると、ワンちゃんが混乱してトイレのしつけが上手くいきません。

  • フラットタイプ

    子犬でも乗りやすいフラットタイプのトイレトレーがおすすめです。

  • メッシュ付き

    上部がメッシュになっているトイレトレーは子犬がトイレシーツをかじったり引っかいたりするのを防ぎます。

トイレとトイレの中に敷く猫砂を用意します。
トイレは子猫でも使いやすいように、縁の高さが高すぎないものを選びましょう。
トイレの中に敷く猫砂は、消臭効果が高いもの、可燃ゴミに出せるもの、トイレに流せるものなど様々なタイプがあります。猫の好みもありますので、最初は比較的安価で手に入りやすく、しかも処分のしやすい「紙」や「おから」素材のものを試してみるといいでしょう。猫は人目につくところでの排泄を嫌います。廊下の隅や人の出入りが限られていて換気も可能な洗面所や脱衣場、トイレなどに設置してあげるといいでしょう。

  • ニオイ対策のためのフード付きのトイレもあります。

食器(食事用/水用)

食事と給水のための食器も必要です。衛生面を考えると、洗いやすくて傷がつきにくい陶器やガラス、ステンレスのものがおすすめです。

  • 食事用
  • 水用

子犬・子猫の種類にもよりますが、食べやすさを考えて最初は浅くて小さめものを選ぶといいでしょう。その後は成長にあわせて買い換えていきましょう。

常に新鮮な水を飲めるようにしておきたいので、フード用食器と同じタイプのものや先端に付いたノズル部分を舐めると水が少しずつ出てくるケージに取り付けるタイプの給水器などを用意するといいでしょう。ケージに取り付けるタイプの給水器は、ホコリなどが入りにくいというメリットもあります。