春に入荷する仔リスはまだ幼く、寒さや環境の変化に非常に弱いです。仔リスのうちはパネルヒーターやヒヨコ電球などで保温し、触りすぎにも十分注意してください。(購入後1~2日は安静にしてください)
中国や朝鮮半島原産のチョウセンシマリスが輸入されています。
昼行性で木登りが得意です。
ある程度運動できるように、リス用のなるべく背の高いケージ(396mm×297mm×370mmくらいのケージ)を用意しましょう。2階建て、3階建てのものが適当です。
えさ入れ(直径8cm×高さ3cm位)は、陶器製で重みのあるかじられないものを用意しましょう。ウォーターボトルは100㏄位のものがいいでしょう。
巣箱はハムスター用でもいいが、セキセイインコ用の巣箱の大きさが適当です。トイレはハムスター用トイレをケージの隅に置きます。床にはパインチップを3~4cm敷きます。
ハムスター用フード、鳥用配合飼料、鳩のえさなどを与えます。ヒマワリやナッツ類などは肥満の原因となりますので注意しましょう。
リスは雑食性ですので動物性のえさも必要です。ミルワームやにぼし、ゆで卵の黄身、チーズなどもたまには与えるといいでしょう。果実や野菜も喜んで食べますので主食の20%を目安に与えるといいでしょう。
一日に4,5回小動物用ミルクか犬猫用のミルクをスポイトで飲ませましょう。食べるようならミルクを浸したパンかリス用のクッキーを与えましょう。小さく切ったリンゴやバナナも毎日与えてください。
かぜ・下痢・くる病など
人獣共通感染症として腎症候性出血熱・レプトピトラ症・真菌症・エルニシア症・サルモネラ症・野兎病・ペストなどがあります。予防方法としては飼育用具をこまめに掃除しましょう。また、定期的にリスかごや飼育用具の水洗いと日光消毒を行いましょう。リスとの過度な接触は避け、遊んだ後は、必ず手洗いしましょう。