ピンとたった長い耳がウサギの最大の特徴だが、ロップイヤーは個性邸な垂れ耳を持ったウサギ。長い耳を顔の横に垂らした姿は、ウサギというより丸っこいダックスフンドのようにも見える。もともとは食肉用として飼育されていたため、体重4kg前後の大形種が中心だったが、最近ではその垂れ耳が人気を呼んでペットとしての地位が確立され、品種改良によって小型のものも出てきている。
小型のものには、ドワーフやアンゴラなどの血が入っているため、外見にもそれぞれ若干の違いが見られる。長い毛に絹のような光沢のあるアンゴラ・ロップイヤーや、首の周りの毛が逆立っているライオン・ロップイヤーなどがおり、種類によって毛色もさまざま。