そのワイルドな斑点がポイントのベンガルは、ここ数年前から注目を集めている。
歴史的に見ると、小型野生ネコとイエネコの交配は18世紀から行なわれてきたようだが、このベンガルもアメリカのブリーダーによって作出されたネコ。1963年、遺伝学者ジャン・サクデンが、雄のイエネコとアジア産のヤマネコを掛け合わせ、斑点のあるイエネコの雌を1匹誕生させた。1981年には、もうひとりの遺伝学者、ウィラード・センターウォール博士と共に、さらに純血種としての改良を加え、種として固定した。現在その数は少しずつ増えているものの、まだまだ珍しい猫種である。
体を取り巻くスポットと呼ばれる斑点が特徴。ボディはやや長く、筋肉質のしなやかなライン。足も丈夫で木登りが得意。顔は豹を連想させるような野性的な顔立ちで、彫りが深く、鼻が長めでやや幅の広い丸顔をしている。。
姿こそ野性的だが、人間との共存は得意で、人なつっこく人間の子供ともすぐ仲良くなれる。適応性に優れ、好奇心も旺盛。変わった性質としては、水を好み、中には人間と一緒にお風呂に入るものもいる。かわいいっ!