今では「愛玩犬」というイメージが定着したポメラニアンだが、先祖は北極地方でソリを引く役割を担っていたようだ。
18世紀中頃にヨーロッパの数ヶ国に広まり、以降、イギリスで小型化が進められ、現在のようなスタイルになったと言われている。愛犬家であったビクトリア女王は、自分のポメラニアンをドッグショーに出展するほどこの犬種を愛していたというエピソードが残っている。また、モーツァルトやナポレオンも、このポメラニアンを愛好したそうだ。
家族的な雰囲気を好む犬種で、友好的・忠実な面を持っている。反面、叱られてばかりいたり、慌しい環境で育ったりすると、性格がゆがみやすいところがあるので、十分な愛情を持って接することが必要だ。
胴が短く、やや平らで幅の広いキツネのような頭蓋を持っている。胸は厚く、腹部がよく張っている。
好奇心旺盛、忠実で友好的。活発な犬なので、細かいことを気にかけないおおらかな人とうまくやっていけるだろう。警戒心が強く、不審を感じたときにはよく吠える。
ドライフード約60~80gが目安。
毛が多いので、毎日こまめにブラッシングしてあげた方が良い。ダブルコートなので、季節の変わり目には特に抜け毛が多い。
室内運動でも十分ですが、ストレスも解消のために1日1回は外でお散歩を。