ハトはハト目ハト科の鳥類で、約300種います。そのうちよく飼育されているのは、カワラバトから改良されたといわれているレースバトやクジャクバト、ジャヤコビンなどの品種でしょう。その他にジュズカケバト、ウスユキバトがよく飼育されています。ギンバトはジュズカケバトから改良された真っ白なハトであり、ウスユキバトも白色や淡色となった色変わりがいます。
ハトの仲間は種子や果実が主食で、大量に水を飲み、飼料が十分にあり、栄養状態がよければ通年繁殖できます。1回に2個の卵を産み、抱卵をはじめて18日で雛が孵ります。その雛を素嚢から分泌されるピジョンミルクという分泌物で育てるのがハトの仲間の特徴です。いったんつがいになると、どちらかが先に死んだりしない限り、ずっと連れ添います。
肥満・卵塞・風邪・脚弱・カイセン症・そ嚢炎・カンジタ症・サーコウイルス感染症・オウム病
人獣共通感染症としてオウム病・鳥インフルエンザ・ウエストナイル熱などがあります。予防方法としてはとりかごや飼育用具をこまめに掃除しましょう。定期的にとりかごや飼育用具の水洗いと日光消毒を行いましょう。口移しで餌を与えたり、餌を与えるスプーンなどの共用はやめましょう。また鳥と遊んだあとは、手洗いを必ず行いましょう。