ピグミーポッサム

平均寿命

5~7年くらい

標準体重

30~60g前後

標準体長

230mm~290mm前後

特徴

オーストラリア・ニューギニア島・スラウェシ島に生息する樹上動物です。ポッサムとは有袋類カンガルー目クスクス亜目の複数の科にまたがっていて、厳密な定義なく30種類もの動物にポッサムと呼ばれる名前がついています。ピグミーポッサムはフクロヤマネとも呼ばれ、クスクス亜目ブーラミス科でポッサムの中では最も体の小さいグループです。ピグミーポッサムは夜行性で日中は木の洞などに作った巣の中でかくれています。また、ヤマネのように気温が低くなると冬眠する習性を持っています。

飼育用具

  • ケージ

    樹上性の動物なので高さのあるケージで飼育します。リス用の金網のケージや爬虫類用の水槽ケージなどが良いでしょう。金網の場合、網の間から逃げ出してしまうこともあるので注意が必要です。また、扉や隙間などから逃げることが得意な動物なので扉にはしっかりとロックをしましょう。
  • えさ入れ、水飲み

    ハムスターやウサギ用の陶器でできた物やステンレス製の食器がいいでしょう。水飲みはドリンクボトルで与えましょう。毎日新鮮なものを用意してください。
  • 床材、シェルター

    昼間は木の洞などに隠れる習性があるのでリス用の巣箱などのシェルターを用意して、高い位置に設置してください。床材は木材のチップや牧草などを4㎝ほどの厚さに敷いてください。
  • 保温器具

    気温が低くなると動きが鈍くなり冬眠しようとするので、秋から冬にかけてはケージにヒーターなどを設置して25℃位の温度で飼育しましょう。

食事

  • 主食

    自然界では果実・種・昆虫などさまざまなものを食べています。 ハムスター・リス用のミックスフード・リンゴ、バナナなどの果物を主食にして、動物性のタンパク質であるドッグフード・フェレットフードなどを朝夕一日二回に分けて与えてください。
  • 主食

    ゆで卵・ゆでた鳥のササミ
    エサ用昆虫(コオロギ・ミルワーム)
    ※あくまで副食です。与えすぎに注意しましょう。

病気の種類

  • 皮膚糸状菌症:脱毛・かゆみ・フケがでる・皮膚が炎症を起こす
  • 自咬症:ストレスなどにより自分自身の手足を噛んでしまう
  • コクシジウム症:コクシジウム原虫により下痢・腸炎
※湿度が高く、不衛生な環境で飼育したり、過度なスキンシップなどでストレスがかかり、体力や抵抗力が下がると皮膚病やさまざまな病気になってしまうので、衛生的で落ち着ける環境を作ってあげましょう。

共通感染症と予防方法

人と動物の共通感染症として腎症候性出血熱・レプトスピラ症・真菌症・エルニシア症・野兎病・ペストなどがあります。予防方法としてはケージや他の飼育用具をこまめに掃除しましょう。また、定期的にケージや飼育用具の水洗いと日光消毒を行いましょう。ピグミーポッサムとの過度の接触は避け、遊んだあとは手洗いを必ず行いましょう。