アメリカン・ショートヘア

原産国

アメリカ

毛種

短毛種

発生スタイル

人為的交配

歴史

アメリカン・ショートヘアは、1620年にイギリスからメイフラワー号に乗ってアメリカにやってきた、ピューリタンが連れてきた数匹の猫の末裔と言われている。といってこの猫たち、ペットとして乗船したわけではない。船倉に巣くうネズミから、食料を守るために乗せられたのだ。

アメリカに上陸してからも猫たちは、人間のそばで暮らしてはいたが、いわば野良猫のように新天地を自由に駆け回り、また自然に繁殖していった。そのため厳しい環境の屋外での生活にも対応できる、たくましい体の猫になっていく。ブリティッシュ・ショートヘアやヨーロピアン・ショートヘアによく似ているとはいえ、たくましい四肢を持つなど、次第にアメリカ独特の猫になっていった。その後、何百年にもわたって人間と生活をともにし、純血種のペットとなった今もハンターとしての野生味を失っていないのは、こうした理由による。

アメリカン・ショートヘアが純血種としてはじめて登録されたのは1904年のこと。1900年過ぎに相次いでイギリスから持ち込まれた2匹のショートヘアと、アメリカ産の猫を交配させ、生まれた猫が“ショートヘア”という種として登録されたのだ。

その後、熱心なブリーダーによってタイプやカラー、パターンなどの改良が進められ、30年代後半から40年代初期にかけて現在の品種として完成。名称も“ドメスティ ック(国産の)・ショートヘア”となった。アメリカン・ショートヘアと呼ばれるようになったのは、66年になってからのことだ。

特徴

体型はがっしりした筋肉質の体型。メスはオスほど筋肉質ではない。固いガードヘアは雨や寒さ、ケガから体を守っている。

アメリカン・ショートヘアの特徴であるタビー(ストライプ)は20種以上の色が認められているが、人気が高いのは銀色の中に黒の縞模様があるシルバー・クラシックタビー。クラシックタビーは突然変異でできたといわれている。

性質

性格は明るく、人間によく慣れる。頭もよく機敏な動きを見せる。

頭は丸く大きく、頬もふっくらとしてして顔全体が丸いイメージ。鼻はそれほど高くない。
やや吊り上がった大きな丸い目。色は毛の色に準じている。
アビシニアンほど大きくはないが、中くらいの大きさで離れている。
筋肉が発達したがっしりした四肢。長くはないが強靭なジャンプ力を秘めている。
骨太で首が太く、胸板も発達してがっしりした筋肉質の体型。
長く真っ直ぐ。
被毛 屋外での生活にも耐えられる固いガードヘア。雨や寒さ、ケガから体を守っている。